myaのブログ

なんでもかんでも

息子の気持ち

うちには知的障害のある高校生の息子がいます。

算数は二桁の計算がやっと出来るくらいですが、漢字は比較的得意です。

日常生活には困らないくらい。


息子が漢字と出会ったのは、小学校3年生の時でした。

3年遅れで取っていたこどもチャレンジの漢字ドリルです。


毎日熱心にやっていました。


ある日、夕食の時間になっても部屋から出てこないので呼びに行くと、漢字ドリルをしているところでした。


もうお終いにしてごはん食べよう?と言うと、


「○○、頑張る。頑張って勉強する。」

と言いました。


普通なら喜ぶべきでしょう。


でも私は今まで感じたことのない切なさを感じました。


夕食も食べずに頑張って勉強すると言った息子の言葉の裏に、頑張って勉強してお姉ちゃんや妹みたいになる、なりたいという気持ちがあるのではないかと思ってしまったのです。


それまではただただ息子は可愛い存在でしたが、初めて「普通に産んであげられなくてごめん。」と息子に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。


この時の気持ちは、今でも思い出すと涙が出ます。


考えても仕方のないこと。


でも息子への申し訳ない気持ちは胸にこびりついて、このことを療育の先生に相談してみました。


先生の答えは、頑張って普通になりたいと思っているかどうかは分からないが、こういう子たちは自分が普通の子と違うというのは良く理解している、と言うことでした。


うちには健常の姉妹がいるので、なおさら息子はそう感じていることでしょう。


今、高校生になって少し会話が出来るようになった息子に聞いてみたら、もしかしたら本当の気持ちを聞き出せるのかもしれません。


怖くて聞けないですね。

この時の罪悪感は時折顔を出すけど、よいしょよいしょと胸の奥底にしまってこれからも生きていきます。


「普通」ではない、ありのままの息子を見続けていきます。